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エンジン燃焼室簡単クリーニング 制作:2003/08/10

オートメカニック誌を読んでたら、市販のクリーナーを使った、簡単なエンジン燃焼室の洗浄法が載ってたんで、早速実践!

内外出版社 オートメカニック 2003年8月号 特集「エンジンを元気にする!」より

オートメカニック誌面 15KB

クリーナーは市販のヤツで充分 15KB 使うのは、市販のクリーナーを1本だけ。
クリーナーの種類は、「エンジンコンディショナー」とか「キャブクリーナー」って書いてあるヤツでOK。

色んなメーカーから、色んなエンジンコンディショナーが発売されてますが、今回、私が使ったのは、呉工業製。
やっぱ、ブランドイメージですわー(笑)。
まぁ、どんなメーカーのを使っても、大差無いそうで。
値段で選ぶのもいいですな。ちなみに、呉工業のは、980円でした。

ではでは、早速作業です。

スロットルの手前のチューブを緩めて、クリーナーのノズルが入るようにしておきます(ちょっとズラす感じ)

・・・で、それをやろうと、印のところを緩めたんですが、固着してて、まーったく動かない!
はーい、ここはやーめたッと。
無理して、変なことになったら、困りますもんね。

エンジンルームのココだッ! 38KB

エアフィルタを外して、ここから! 27KB ってなわけで、スロットル前からのクリーナー注入は諦めて、エアフィルタ後のエアフロに注入する事にしました。
これだと、エアフィルタを外すだけなんで、楽ちん楽ちん。

この状態で、エンジンをかけてから、おもむろにエアフロに向けて、クリーナーを注入!ぶしゅー!
いやー、ほんとにこれでいいのかなー?ま、いっか!

ちなみに、エンジンが暖まっている方が、洗浄効果も高いんだそうです。
でもね、それだと、熱いのよ。インマニやら、オイルエレメント辺りが。
作業やってると、この辺に手が当たるんですよー。ほんとに、「あっつー!」ってなります。
むむむ、でも、洗浄効果が高い、とか云われると、それをやらねば気が済まない・・・、う〜ん、性格だなぁ。

クリーナーの注入を始めると、エンジンの回転数が落ちて、エンストしそうになるんで、手でスロットルを開けて、少し回転数を上げましょう
正直、指が痛くなります・・・。

暫く注入してて気付いたんですが、スロットル開けなくても、アイドリングアクチュエータが効いて、勝手にアイドル回転数が上がりました。便利だ〜。
でもまぁ、もしエンストしたら、なんとなーくエンジンがかかりそうにないんで(プラグがクリーナーで濡れそう・・・)、ちょっと煽ってた方がいいでしょう。

クリーナーは、取り敢えず、一缶全部注入しました。
クリーナーの説明書には、「2,000ccを超えるエンジンは40秒程スプレー」って書いてあるんですが、いいのいいの、17年も働いたエンジンなんだから、一缶くらい、ぱーっと奢ってやらにゃあ!

スロットルを少し開けて、エンスト防止 26KB

マフラーから有色の排ガスが 19KB クリーナー注入中と注入後は、マフラーから白煙が出ます。
注入終了後は、白煙が出なくなるまで、空ぶかしをしましょう

ちなみに、私のクルマでは、そんなにもくもくとは白煙は出ませんでしたね。
天気が良かったのと、風が強かった所為かなぁ。

ただ、排気の匂いは、カート場のような匂いがしました。

これで、バッチリ堆積したカーボンやらスラッジが除去されたとは思いませんが、こんな簡単な作業で、なかなか手を入れられないエンジン内部に、こうやって何かしてあげられるのは、嬉しいですねぇ。

定期的にしてあげても、いいかな〜。

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