My Carrera is 86y911
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愛車主要諸元

86y PORSCHE 911 Carrera 3.2 47KB
1986 PORSCHE 911 Carrera 3.2 (EU平行輸入車)
エンジン930/20 空冷水平対向6気筒SOHC
排気量3,164cc
ボア x ストローク95.0mm x 74.4mm
圧縮比10.3 : 1
最高出力170kW(231PS) / 5,900rpm
最大トルク284Nm(28.6kpm) / 4,800rpm
シリンダー壁面処理Nikasil(Mahle) or Alsil(KS)
ピストン鍛造軽合金(Mahle) or 軽合金(KS)
クラッチサイズ / 圧着力φ225mm / 775-866kg (ワイヤー式)
燃料供給BOSCHE LE-Jetronic + 1el.motor pump
点火装置BOSCHE DME
トランスミッション915/72(ポルシェ・シンクロ)
ギア比3.181, 1.833, 1.260, 0.965, 0.763 - 3.875
駆動方式RR
フロントサスペンションマクファーソンストラット トーションバー
リアサスペンションセミトレーディング トーションバー
車重 / 定員1,210kg / 4名
全長 x 全幅 x 全高4,291mm x 1,652mm x 1,320mm
最高速245km/h
0-100km/h6.1秒
1,000m到達26.1秒
PORCHE 911 Turbo 911 Carrera Betriebsanleitungより
装着タイヤ 前輪: POTENZA RE750 205/55R16
後輪: POTENZA RE750 225/50R16
使用エンジンオイルelf EXCELLIUM GTTB
10W60 SL 化学合成油
使用ミッションオイルRED LINE Synthetic Gear Oil
80W140 GL-5+ 化学合成油
使用ブレーキフルードAte Super Blue Racing DOT 4
FMVSS No.116 DOT4 / S.A.E. J1703 / DRY: 280゜C, WET: 200゜C
シフトレバークイックシフター (純正品?)
リアウィングカレラウィング (純正品、リアワイパー付)
ボディ補強ストラットタワーバー (フロント)
オクヤマ TYPE D (スチール製)
触媒Dansk Sport Catalytic Converter
クラッチSACHS Power Clutch
ブレーキローターZimmermann Cross Drilled Brake Rotor
ショックアブソーバーKONI Gas Sport Shock

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何故、「雁タンク」なの?
このサイトのタイトルにもなってます、雁タンクですが、本家「がんのす」なWebSite井戸端伝言板であった、こんな遣り取りが由来だったりします。

※井戸端伝言板から抜粋、改訂
優玲 2000/05/16 10:35.49
>やや、雁ちゃん納車したですか! ふふふ、楽しみですねぇ。 安全運転を〜(^^)
エラ呼吸 2000/05/18 22:54.25
>はやく雁ちゃんのミツル花形2000に乗ってみたいなぁ〜。
優玲 2000/05/19 10:40.24
>ミ、ミツル花形2000!(笑) あの赤い車ですな? っていうか花形は免許持っているのかどうかあやしい(汗;
エラ呼吸 2000/05/19 23:49.50
>ごめん、雁ちゃん。優玲さんに車名バレちゃった(笑) それより、萩経由で実家って・・・
優玲 2000/05/20 18:54.31
>あ、ばれたってのは「ミツル花型2000」ってことなんでご安心を(汗;
エラ呼吸 2000/05/20 22:09.41
>そう、ばれたのは「ミツル花型2000」ってこと。でも、それもウソで本当はガンタンクなんです>優玲さん
優玲 2000/05/20 23:01.17
>ガ、ガンタンク!っていうか雁タンク?(汗; 二人で操縦するんですか?(謎)
エラ呼吸 2000/05/21 21:27.47
>そうです、雁タンクです。私はコアファイターを奨めたんですがねぇ。。。
岩田雁之助 2000/05/21 23:03.25
>なんか、面白い会話してんなー、エラくん(笑)。ま、私の雁タンク、調子バリバリだぜぃ。
優玲 2000/05/23 10:14.56
>コアファイターは火力がイマイチなんで、雁タンクという選択も悪くはないかと(謎)

ってな感じで、優玲さんとエラ呼吸くんによって、私の911カレラは、雁タンクと命名されたのでありました。
・・・下手すりゃあ、ミツル花形2000って命名されてたのかも知れないんだなぁ・・・(汗)。

んで、本家の日記などで、愛車930の事を、雁タンクと呼んでたんですが、これは、当時、日記に「ポルシェ」とか「911カレラ」って書くのが、何だか照れ臭かったからなんですねぇ、実は。

ガンタンク、知ってます?機動戦士ガンダムって云うアニメに出て来る戦車の事です。
詳しく知りたいのでしたら、サーチエンジンで検索してみて下さい。
私も実は、詳しくないもんで(汗)。

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カレラは、私の親友であり、相棒である
クルマが俺の恋人さ!」って云う人を、たまに見かけますが、私も昔、そのクチでした。
しかし、このクルマと付き合えば付き合う程、恋人と云うよりは、親友とか、相棒って呼ぶ方が、ピンと来るんですよね。

仕事やら何やらで、とても辛くって、せめて誰かと一緒にいたい!と、人恋しく思ったときに限って、周りに誰もいなかったりするんですわ。
色々あって、精神的に厳しかったときに、この911に乗って、ちょっとドライブに出かけるだけで、随分救われました。

緑の多い、曲がりくねった山道を、気持ち良く流すと、私の右脚に反応して聞こえる排気音が、まるで私の肩を叩きながら励ましてくれてるみたいで、嬉しくなってくるわけですよ。

「まぁまぁ、落ち込むなや」
「ぱーっと走って、気を晴らそうぜ!付き合うからさ」
「いいぜいいぜ、もっと開けても!今日は、ガンガン行こう!」
「明日は、いい事あるって」
「取り敢えず、今日は泣いとけ」
「ま、頑張りや!」

・・・って感じで、励ましてくれてるような気がするんですって!いや、ほんとほんと。

930って、高回転域では、結構、艶っぽい音色になるんですけど、私は、低回転域での、バタバタした音が、男らしくて好きなんですよ。
重いギアで、無理矢理踏み込んだときの、「うりゃあぁぁぁああああッ!」って叫びながら加速していく感じ、いいですね〜。男らしいですね〜(笑)。
当然、加速は悪いし、エンジンにも、あんまし良くないのかも知れませんけど(汗)。

夜な夜な、泣きながらステアリングを握った私としては、もうコイツは、親友であり、相棒なんですわ。
私が死ぬか、コイツが走れなくなるまで、一緒に走り続けたいですね。

特に意味の無い落描き 15KB

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1987年式?1986年式?
私の930は、1987年式のEU並行輸入車だと、購入元から聞いたんですが、どうも、1986年式の1987年登録ではないかと、思われる節がありまして。

86年式と87年式で、色々と変更があってですね、例えば、ミッション周りなんですけど、86年式まではポルシェ・シンクロ、87年式からはボルグワーナー・シンクロなんですね。

ポルシェ・シンクロってのは、そのシフト感を表現する「糖蜜にスプーン突っ込んで、掻き回す感じ」と云う常套句があるんですけど、私の雁タンクは、全然そんな感じじゃ無いんです。
むしろ、コクンコクンと云う感じで、シフトが入るんですよね。

じゃあ、ワーナー・シンクロで87年式かな?と思いきや、シフトパターンが、ポルシェ・シンクロのパターンなんですよ(ワーナー・シンクロは、リバースがローの左に配置されている)
それじゃあ、やっぱりポルシェ・シンクロなのかな〜?ううむ。

なんて思ってると、購入元の従業員さんから、「岩田クンの930ねぇ、クイックが入ってるんだよ」との話が。
930のシフトは、ストロークが長くて扱いにくいのですが、そのストロークを短くするのが、クイック・シフターなんだそうで(ノーマルのポルシェ・シンクロを触った事が無いので、詳しくは云えませんけど)
どうやら、そのクイックが入ってる為に、シフト感が違ってるようです。

さて、私の雁タンクは、1986年式である可能性が高くなってきたんですが、クルマの取扱説明書には、何年式か、書いてないようなんですよ(ドイツ語なんで、さっぱり分かりません。学校で習ったのになぁ)
整備手帳(これもドイツ語なんで、本当に整備手帳かどうかは分からんですが)に、それっぽい記述がありまして。

Fahrzeugdaten 16KB
PORSCHE Garantie & Wartungより

辞書片手に直訳すると、「乗り物配達された: 86年1月2日」。
や、やっぱり、86年式なのかッ!

っちゅーわけで、私の雁タンクは、1986年式っちゅー事で。

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友人から観た、私と愛車
ポルシェと出会ってからと云うもの、私の生活は一変しました。
私のポルシェライフってヤツは、端から観ると、どう云う風に映るのでしょうか?
私の学生時代からの友人、フジカワタモツは、自らの日記で、私と愛車について、こう言及しています。

雁ちゃんのポルシェ 〜エン・デフ論 続編〜

・・・俺の親友の雁ちゃんについて

彼は言う

「俺の生活からポルシェを取り上げたら・・・今の俺は死ぬな」と

雁ちゃんの愛車はポルシェ・・・俺と同い年23歳の彼の生活上・・・その維持は俺から見ればかなりオーバーヒート気味に思える・・・それでも彼は手放さない・・・むしろ生活をポルシェに合わせようとするほどである・・・

これを愛と呼ばなくて・・・何が愛なのであろう?

雁ちゃんにポルシェの良さを聞くと・・・その良さ、魅力を明確に答える事が出来る・・・生き生きと・・・良い表情で・・・

その魅力話からは・・・ポルシェの作り手のこだわりを感じる・・・

ポルシェの作り手の信念

そこに一本気みたいなものはきちんと存在する

・・・いくらの物を払っても手に入れたい一つの真剣・・・信念

欠点はもちろん有ったりするらしいのだけど・・・雁ちゃんは、はにかみながらこう言う

「・・・そこも含めてこいつが可愛いんだよ」

その理由は・・・もう言わずとも解ってもらえると・・・俺は思う

雁ちゃんは生活の疲れをポルシェに抱かれる事によって癒される・・・それを維持するために又、生活を向上させる・・・これが・・・

「生活とエンターテインメント」

の良い関係であり勝負であり・・・存在意義なのでは無いだろうか?

・・・雁ちゃんは良い物と出会ったよな・・・羨ましいぞ(笑)

(フジカワタモツの中山美穂中学性日記」より引用)

・・・ほめられてんのかなー、これ。
彼は、「エンターテイメントっちゅーのは、こうあるべきだ!」ってのを、云いたかったらしい。

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