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ワイパーブレードの交換

雨の日の良好な視界確保に欠かせない、ワイパーについて、その交換方法を載せておきます。
今回は、ブレードごとの交換です。

雁タンク号のワイパー 23KB

私の雁タンク号(1986年式911)のフロントワイパーは2本とも340mm、リアは400mmです。

取り外すには、ワイパーを持ち上げて、Uフック裏にある突起(私の親指のところです)を押しながら、ワイパーブレードを引き抜くと・・・。

ここを抑えながら引っ張ると 28KB

ほら、取れた! 20KB ほら、取れた!

うわッ、Uフックの裏が錆びてる!(写真だと分かりにくいですけど・・・)
後で、錆び止め塗っとこう・・・。

あとは、新しいブレードをカチッと取り付ければおっけー。
いやぁ、楽ちん楽ちん。

でも、これはリアワイパーでの話。
フロントワイパーも、作業は同じなんですが、実は罠が仕掛けてありまして・・・。

フロントワイパーも、同じUフックなんですけど、これが微妙に規格が違う

上が普通のUフック、下が930のフロントに装着出来るUフック。
どうやら、フロントワイパーは、ヨーロッパ(UK)仕様のUフックのようなんです。
普通のUフックよりも、幅が狭くて、U部分の曲げ半径がキツイようですね。

・・・UK仕様のUフックワイパーブレードなんて、売ってるの見た事無いぞッ!

Uフックの違い 31KB

UK仕様に普通のブレードを付けるとこうなる! 32KB 普通のUフックブレードも、付けようと思えば付くんですけど・・・。
半径がキツイ所為で、奥まで取り付けられず、ロック出来ません。
後は、幅がUKに比べてぶかぶかなのも、ちょっとなぁ。

左の写真の、私の注釈を参照して下さい(笑)。

まぁ、物凄くキツイんで、外れる事は無いと思いますよ。
実際、無理矢理取りつけた、普通のUフックブレードで、3年間乗って来ましたけど、外れたり変な動作した事なんて、一回もありませんでしたから(笑)。

でも、精神衛生上、宜しくないんで、何処かでUK仕様のを見つけたら、交換しようっと。

ちなみに、右の写真は、リアの普通のUフックに、普通のUフックのブレードを取り付けたところです。

これがね、これが普通なんですよ、これが!

普通はこう装着出来るんですよん 15KB

さてさて、先にも述べました通り、フロントワイパーは340mmなんですが、普通、340mmなんて中途半端なサイズ、ありゃしませんって!
普通のカー用品店で、見た事無いっすよ〜(悲)。

ってなわけで、苦肉の策!運転席側に330mm、助手席側に350mmを装着して、トータルを同じ長さに(笑)。

何故、運転席側を短くしたかと云うとですね、930乗ってる人は分かると思うんですけど、930のフロントガラスって、結構、端っこは酷く湾曲してるんですよ。
なので、運転席側のワイパーゴムの端っこは、フロントガラスに接触してないんですな。

それを、ちょっとでも改善しようと思ったんですけど・・・。

350mmの場合 19KB
350mm装着時
330mmの場合 20KB
330mm装着時

端っこに接触しないのは、変わりませんでした(笑)。

あ〜、だったら、両方とも350mmで良かったかなぁ。今までは、350mm使ってて、不具合無かったんで、340mmが無ければ、350mmで充分だと思いますよ。
手に入れ易い方でOKでしょう。

・・・まぁ、Uフックがネックなんですよねぇ・・・。

さてさて、更なるワイパーの拭き取り性能を求めて、今回は運転席側350mmに、助手席側400mmにしてみました。

前述の通り、フロントガラスの端は湾曲しているので、ワイパーゴムが接触しません。
じゃあ、思い切ったオーバーサイズでもイケるんじゃないか?と思ったわけです。

これがドンピシャ!
特に、400mm以上のワイパーブレードは、ワイパーゴムを支える支点が6点に増えてるんです。
これで、かなり拭き取りが改善されました。個人的にオススメです。

あと、今回はカー用品店に置いてある、普通のワイパーブレードを買って来たんですが、前述の通り、930のワイパーUフックとサイズが合いません

これを解消するには、ポルシェ純正のワイパーブレードからUフックを取り外して、新しいブレードに移植するのが良いでしょう。
マイナスドライバーでコジれば、簡単に取り外せます。
この為に、1回だけポルシェセンターでワイパーブレードの交換しました(笑)。

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