ゲームを考える

(Last UpDate : )
私が今までにプレイしたゲームの、寸評などです。
有名なゲームって、あんまし好きでは無いんで、
比較的、マイナーなゲームが多いかと。

ネタバレ、注意!


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私好みなゲーム

■アドベンチャー
私は、アドベンチャーゲーム(以下、ADV)が好きです。
特に、刑事探偵物推理ADVが大好物ですね。
初めてやった、ポートピア連続殺人事件ってゲーム以来、そう云うゲームが大好きになりました。

あと、サイバーパンクなADVも大好きですね。
ブレードランナーや、スナッチャーのように、いつも酸性雨が降っていて、荒廃した街に、ありとあらゆる人種が生きている・・・、ってな感じが、凄くカッコイイなぁ、って思いまして。
・・・そんな未来には、なって欲しくないけど。

■パズル
逆に、嫌いなゲームは、パズルゲームでしょうか。
どうにも、好きになれません、と云うか、ただ私が下手なだけなんですがね。

■アクション
格闘物も、嫌いではなくて、むしろ好きなんですが、下手ですね。
どうも、反射神経がいるようなゲームは、向いてないみたいなんです。

好きなんですけどねぇ・・・。

■レース
その割に、レースゲームは得意なんですが。
最近のレースゲームは、ゴリポンゴリゴリ(何じゃそりゃ)で気持ちいいです。
う〜ん、ポリゴンはいいね!

■ガンシューティング
■ピンボール
あとは、射撃ゲームとか、ピンボールも好きです。
ゲームセンターに行ったら、必ずやってますね、レースゲームも含めて。
つまり、筐体物が好きなんですな。

■ロールプレイング
家庭用ゲームの主流(?)になってるロールプレイングゲーム(以下、RPG)は、実は私、あまり好きじゃありません。
どうも、ADVに戦闘シーンが加わっただけにしか思えなくて・・・。
同じプレイ時間なら、ADVの方が内容的に深いと云うか、経験値稼ぎで、時間稼ぎをしてるような気がするんですよね、RPGって。
あ、でもRPGのシステムが好きくないだけです。
RPGにも、たくさん秀作がありますし・・・。
あああ、RPG好きな人、怒らないで〜〜〜!

音ゲー [2000/02/03]
ここ最近は、俗に云う音ゲーを、よくプレイしてますね。
元々、音楽は大好きですから。

私の愛したゲームたち

Abogado Powers
Esの方程式
黒の断章
ALTACIA
真説神谷右京外伝 探偵・苫米地研介“普通はこうだぜ!!”
Amuse World
EZ2Dj THE 1ST TRACK [2000/02/03]
BIT2
逐電屋藤兵衛
CAPCOM
バイオハザード
CRAFTWORK
for elise〜エリーゼのために
flowers〜ココロノハナ
C's ware
EVE burst error
DESIRE
DATA EAST
ROAD BLASTER
探偵・神宮寺三郎 新宿中央公園殺人事件
探偵・神宮寺三郎 横浜港連続殺人事件
探偵・神宮寺三郎 危険な二人
探偵・神宮寺三郎 時の過ぎゆくままに・・・
探偵・神宮寺三郎 未完のルポ
探偵・神宮寺三郎 夢の終わりに
探偵・神宮寺三郎 Early Collection
探偵・神宮寺三郎 灯火の消えぬ間に
D.O.
星の砂物語
星の砂物語2
星の砂物語3
Electronic Arts
MOTO Racer
NEED for SPPED II
NEED for SPEED II Special Edition
elf
DE・JA2
ELLE
empire INTERACTIVE
Pro Pinball THE WEB
Pro Pinball timeshock!
ENIX
ポートピア連続殺人事件
BUST A MOVE
BUST A MOVE2 ダンス天国MIX
EXACT
攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL
GAINAX
Princess Maker
Princess Maker2
GAME ARTS
ゆみみみっくすREMIX
だいな・あいらん
grasshopper manufacture
シルバー事件
HARD
はっちゃけあやよさん3
はっちゃけあやよさん4
はっちゃけあやよさん5
ようこそシネマハウスへ
A1-2-3
HUDSON SOFT
天外魔境
HUMAN
CLOCK TOWER2
爆走デコトラ伝説
御神楽少女探偵団
続・御神楽少女探偵団〜完結編
猫侍
KONAMI
けっきょく南極大冒険
SD SNATCHER
SNATCHER
POLICENAUTS
METAL GEAR SOLID
beatmania 2nd MIX
beatmania 3rd MIX
beatmania COMPLETE MIX
beatmania 4th MIX
beatmania 5th MIX
pop'n music
pop'n music2
Dance Dance Revolution
Dance Dance Revolution 2nd MIX LINK VERSION
Dance Dance Revolution 3rd MIX LINK VERSION
GUITAR FREAKS
GUITAR FREAKS 2nd MIX LINK VERSION [1999/09/27]
GUITAR FREAKS 3rd MIX
Drum Mania [1999/09/29]
Drum Mania 2nd MIX
Leaf
To Heart
こみっくパーティー
Libido
Libido7
Libido7 IMPACT
放課後マニア倶楽部
Melody
暗闇
MICRO CABIN
Xak3
Mischief
MERRY GOROUND
namco
RIDGE RACER
RIDGE RACER2
RIDGE RACER TYPE 4
Rave Racer
TIME CRISIS
TIME CRISIS2
TOKYO WARS
子育てクイズマイエンジェル
さんまの名探偵
ダンシングアイ
ワールドスタジアムEX
ゴルゴ13
PIL
PIL caSEX
SEEK
SEEK2
地獄SEEK
堕落の国のアンジー
RIVERHILL SOFT
J.B.Harold Murder Club
J.B.Harold Manhattan Requiem
J.B.Harold D.C.Connection
J.B.Harold Blue Chicago Blues
かわいい女
藤堂龍之介探偵日記〜琥珀色の遺言〜
藤堂龍之介探偵日記〜黄金の羅針盤〜
SEGA
DAYTONA USA
NIGHTS
SEGA RALLY CHAMPIONSHIP
SEGA RALLY CHAMPIONSHIP2
VIRTUA COP
VIRTUA COP2
アウトランナーズ
新入社員とおるくん
クレイジータクシー
Space Channel 5
シェンムー
SONY
パラッパラッパー
ウンジャマ・ラミー
TAITO
TIME GAL
チェイスH.Q
TECMO
DEAD OR ALIVE
DEAD OR ALIVE2
Techno Brain
ぼくは航空管制官
WARP
ENEMY ZERO
WORK JAM
Cross探偵物語
エグゼ ラボラトリー
おねえちゃんビデオ
光栄
大航海時代
大航海時代2
工画堂スタジオ
シュヴァルツシルトシリーズ
POWER DOLLS
POWER DOLLS2
POWER DOLLS2 DASH
チュンソフト
オホーツクに消ゆ
かまいたちの夜
任天堂
新・鬼ケ島
ファミコン探偵倶楽部〜消えた後継者
ファミコン探偵倶楽部2〜うしろに立つ少女
姫屋 Soft
Bacta2

圧倒的に、ADVが多いですね。
まあ、プレイしている絶対数が、多い所為かも知らんですが。

やりたいゲームの数々

殺しのドレス(3作目はプレイしたので、それ以外)
探偵・神谷右京(真説〜はプレイしたので、それ以外)
小鉄の大冒険
サイキックディティクティブシリーズ(?FM-TOWNSで発売されていたヤツ)
オーバーテイク(X68で発売されていたヤツ)
拘束
ベルズアベニュー(?確か、ウェンディマガジンから発売されてたヤツ)
X-GIRL
WAVER - The Seeker 2 -
真説・神谷右京1&2完全版(リメイクされてるって事で)
真説・神谷右京〜象牙の塔
まんぐり
幻影調教倶楽部

昔の作品から、最近の作品まで、しかも機種がごちゃごちゃに混ざってますけど、殆どが、ADVですねぇ。

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独断と偏見に満ちた寸評

ここでは、それぞれのゲームについての、ちょっとした事を書きたいと思います。
ま、どうせ、大した事ぁ無いんですが、暇潰しにどうぞ。

黒の断章 (Abogado Powers) (制作:学生時代の大昔)

涼崎探偵事務所シリーズ(勝手に命名)第1弾ですね。

涼崎と、その相棒草薙が住むマンションで、奇妙な殺人事件が起こった。
続いて起こる殺人事件。
どうやらこの事件は、涼崎の過去に関係があるようだ・・・。

ってとこですか、ストーリーは(全然、説明になってねぇぞ)。

かなり、ホラー色が強くて、現実離れしていますけど、シナリオはしっかりしてますね。

クトゥルー神話だっけ?
よくわかんないんだけど、ホラー物って、これを題材にした物が多いですよね。
アイデス(ブランド忘却)の「ネクロノミコン」も、そうだったし。

それはさておき、涼崎、もてるね〜。草薙くんが、可哀相だ。
確かに、涼崎、カッコイイもんね。ちょっと、三枚目が入ってるけど。

久しぶりに、楽しめたADVだったと思います。
キャラクタも良かったし、ストーリーも良い。

ちょっと残念だったのが、展開が結構、急だったことかな?
もっとじっくり、話が進んでも、良かったと思います。

あと、始めの頃、涼崎の視点なのか、草薙の視点なのか、混乱しちゃいました。
どうも、制作サイドは、狙ってたらしいですけど。

それにしても、よく人が死にますね〜。びっくりしちゃった。

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Esの方程式 (Abogado Powers) (制作:学生時代の大昔)

涼崎探偵事務所シリーズ、第2弾です。

草薙の目の前で、昔の同僚が自殺した。
同時刻にも、同じように昔の同僚が・・・。
事件(?)に見え隠れする、民間信仰「雲頭様」とは?
どうやら、草薙の過去に、何か関係があるようだ・・・。

ってとこですかね、ストーリーは。
相変わらず、変な事件が舞い込みますね、涼崎探偵事務所は。

ホラー色が強く、神話やら何やらが、沢山出てきます。

ふと気が付いたんですが、前作「黒の断章」やこの作品、アイデスの「ネクロノミコン」に、「インスマウス」、又は「インスマス」と云う言葉が、頻繁に出てきますね。

それに、その言葉(?)が、殆ど同じように表現されていますね。
魚・・・、と、これ以上はネタばらしかな。
何やら、クトゥルー神話に、関係があるらしいんですけど・・・。

それはさて置き、今回のEsの方程式は、神話等の事を、心理学的に分析してあって、現実感がありますね。
「狐憑きは、違う文化では起こらない」とか。

あと、この作品は、私が漠然と思っていた事を、ズバリ云っています。
なんだか、凄く悔しいんですけど
ああ、私もそれ、思ってたのに、先に云われた〜!って云う感じですわ。

CGも、黒の断章より綺麗になりました。特に、涼崎が。
うおお、カッコイイぜ、涼崎ぃ!

・・・それにしても、この作品でも、人がよく死ぬなぁ。

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真説神谷右京外伝、探偵・苫米地研介“普通はこうだぜ!!” (ALTACIA) (制作:1997/07/05)

真説神谷右京シリーズ第3弾、だったかな(自信無し)?
シリーズのバイプレイヤーとして出演していた、探偵「苫米地研介」が主人公の、シリーズ番外篇です。

神谷右京が、殺人事件とかを、比較的頻繁に扱う探偵で、いわゆる我々の「これぞ探偵!」ってな感じなんですが、苫米地研介の方は、死体を見ると貧血起こして倒れてしまうような、そんな探偵です。
確か、浮気調査とか、そう云う部類の仕事が多かったんじゃなかったかな?

神谷右京シリーズで、苫米地研介と云えば、三枚目のちゃらんぽらんとした印象が強かったんで、この作品も、ちゃらんぽらんな話になるんかいな〜、なんて思ってたら、とんでも無い!
この苫米地研介、神谷右京とタイプは異なるものの、なかなか優秀で、推理の論理展開が気持ち良い。
この、論理が気持ち良いのは、神谷右京シリーズの共通点でもありますね。

ストーリーは・・・。

苫米地研介の住むアパートで、女性の絞殺死体が見つかった。
アパートの管理人の依頼(と云うか脅し)により、苫米地研介が捜査に乗り出す。
自分の住み所の為に、頑張れ、探偵・苫米地研介!

・・・ってとこですか。

システムは、オーソドックスな感じで、選択肢はありますけど、一本道の探偵推理物ADVで、私の好みですね。
その選択肢で、間違った行動を選ぶと、苫米地が死んでしまいます。
結構、ゲームオーバーになり易いので、選択肢が出たら、セーブしましょう。
一般に「ゲームオーバーが多いゲームはクソゲー」との認識がありますけど、この作品の場合、ゲームオーバーの質が少々違うんです。
苫米地が、無謀な行動をすると、死んでしまうと云いますか、例えば、ヤバイ相手に対して、初対面でいきなり、深入りしてしまうとか、そう云う行動を起こすと、苫米地は殺されてしまうわけで、選択肢の段階で、何となく分かるんですよ、ゲームオーバーがね。
こう云うふうに、理論的な理由でゲームオーバーになるので、あまり不快にはなりませんね。

でも、やっぱり気になる点ってのは、ありまして・・・。
まず、音楽がヘボイ事ですね。
CD-DA音源なのに、なんでMIDIのGS音源の音がするんだ?
あと、メッセージスピードが変えられないってのも、細かいですが痛いです。
致命的なのは、絵がちょっと古い感じがする、って事でしょうか。
私は、結構こう云う感じの絵は好きなんですが、一般ウケはしそうにないかな、と。
もうひとつ、絵で文句を云うなら、男もキチンと描いてくれ!でしょうか。
特に、「ドルフラングレン山本(だっけ?)」!
文章では「顔が恐い」って書いてあるのに、絵の方は全然普通の男じゃないか!

全体的には、なかなか面白かったですね。
真説神谷右京シリーズの次回作にも、期待しています。

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ROAD BLASTER (DATA EAST) (制作:1997/03/09)

このゲームは、既に伝説と化した(笑)、LDゲームのひとつです。
1985年の作品ですから、もう、10年以上前の作品になるんですね。

このゲームに初めて出会ったのは、今は亡き、駅前大和ってデパートの5階、ゲームコーナーでした。
駅前大和に行く度に、100円玉を握り締めて、プレイしたものです(懐)。
あの頃、私は小学生でしたっけ・・・(遠い目)。

このゲームのストーリーは・・・。

対暴走族警察内部組織「SCP」に所属し、全国的暴走族組織「RRR」に、「オオカミの化身」と呼ばれ、恐れられていた主人公。
その主人公が、新婚旅行中に「RRR」に襲われ、妻を殺されてしまった。
奇跡的に助かった主人公は、妻の仇を討つ為、車体番号「000」の、赤いモンスターマシンを駆り、単身、「RRR」に戦いを挑む。

と、まぁ、こんなところでしょうか?
実際、私が幼い頃は、「女の人を殺された男の人が、怒って殺した人達と、自動車で喧嘩してる」くらいの認識しかありませんでしたが(汗)。

ゲームシステムは、画面上に表示されているアニメーションに連動して、指示された通りに、自動車を操作すると云う物。
えらいお粗末に聞こえるけど、結構、燃えるんだ、これが!

もう、画面上で繰り広げられるカーアクションが、熱いったらありゃしない!
はっきり云って、ナイトライダーを超えたね、これは(笑)。
幼心に、強烈な印象として、未だに残ってたもん。

街の中を、暴走族とデッドヒートして、建物の中に突っ込んだり、高速道路上で油を撒いて、それに火を点けたりとか、極めつけは、自動車でジャンプして、ヘリコプターを潰したりとか。
もう、口では云い表せない程の、凄い「理不尽な」アクションだった!
絶対無理だって、そんなん(笑)。

主人公の駆る、赤いモンスターマシンってのが、また、カッコ良かったんだぁ。
今思えば、結構ダサイ造形なんだけど、あのボンネットに突き出た、スーパーチャージャーが、幼い心を、グッと掴んだね!
「大きくなったら、こんな車に乗るんだ!」って思ってたけど、今は軽に乗ってるし、私(汗)。

で、最終面の9面まで行ったんだけど、なかなかクリア出来ないうちに、いつの間にやら、駅前大和から筐体が消えて、私の中に、こう、わだかまりがあったのよ。
それで、先日、友人のわいくんから、セガサターンの古い雑誌を借りて読んでたら、何と、その「ロードブラスター」が、発売されるって云うじゃない!

結局、それがプレイしたいが為に、プレイステーション本体を買ってしまったわけね。
何やってんだろうなぁ、私は(汗)。

で、プレステ版をやった感想は、「涙が出た」。いや、マジで。
いや〜、もう、余りにも、何もかもが、昔のままなんだもん!
オープニングの音楽も、私の記憶、そのまんまだったし(感涙)。

っちゅーわけで、PS版で、「ロードブラスター」はクリアしました。
ああ、プレステ買って、本当に良かった・・・(しみじみ)。

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探偵・神宮寺三郎シリーズ (DATA EAST) (制作:1997/03/14)

かなり、老舗の探偵物ADVシリーズですね。

私のプレイした、神宮寺三郎シリーズは、

「新宿中央公園殺人事件」
「危険な二人」
「未完のルポ」

の、以上3作品です。

このシリーズの主人公、神宮寺三郎がまた、カッコイイんですよ!
アメリカならJ.B.ハロルド、日本なら神宮寺三郎、ってとこですか。

主人公である神宮寺三郎は、新宿歌舞伎町に小さな事務所を構える、私立探偵。

年齢は29歳、身長179cm、体重70kg。
頭脳明晰、行動力に溢れ、体力、精神ともにタフ。
クールな性格の反面、人情家の一面も持ち、裏の世界にも人望が厚く、独自の情報網などで、これまで数々の難事件を解決してきた、凄腕の名探偵である。

昨今の嫌煙運動もなんのその、片時も煙草を離す事は無い愛煙家。
煙草はマルボロ、コーヒーはカプチーノ、お酒はカミュが好みと云う。

・・・ううむ、カッコイイぜ!
やはり、私の将来の夢は、「目指せ、ダンディ中年」だな(おいおい)。

神宮寺三郎探偵事務所に勤める助手、御苑洋子

身長167cm、年齢、体重ともに、不明。
年齢に関しては、シリーズによって違うので(「新宿中央公園殺人事件」では22歳、「未完のルポ」では24歳)。

抜群の直感力で、神宮寺の捜査の手助けをする。
彼が解決した難事件の中には、彼女の助言によって解決したものも多い。

海外留学の経験もあり、英会話の他、フランス語やスペイン語も堪能。
神宮寺とは、留学先の米国で出会った。
帰国後、神宮寺と再会、現在に至る。

ちなみに、彼女の煎れるコーヒーは抜群だと、神宮寺三郎の評。

淀橋署のベテラン刑事、熊野参造

年齢は55歳、身長170cm、体重87kg。
外見は、名前の通り、熊のようである。

正義感が強く、頑固一徹、捜査畑一筋30年の、昔気質な刑事。

神宮寺とは、ある事件をきっかけに知り合い、よく一緒に酒を呑む仲である。

脇を固めるキャラも、なかなか良い感じで、いいなぁ。

ゲームシステムは、比較的スタンダードなタイプ。
最近の作品では、随分とコマンドが簡単になって来ましたけどね。

ああ、「なにかみる」のあの頃が懐かしい(しみじみ)。

で、「新宿中央公園殺人事件」や「危険な二人」は、プレイしたのが、遠い昔なもんで、ちょっと感想が書けないんですよね。
ディスクシステム、壊れちゃってるし。

っちゅーわけで、最近プレイした「未完のルポ」について、少し。

全体的に、さっぱり味だったのが、ちょっと残念。
1回のプレイで、全部を把握出来ないのが、ちょっと頂けませんね。

この作品が、ストーリーの要所要所で、プレイヤーを変更出来る、「ザッピングシステム」って云うのを採用してるんですけど、これが結構、面倒臭い。
ゲーム中に、「新鬼が島」や「ブルートレイン殺人事件」みたいに、「ひとかえる」コマンドがあれば、随分と分かり易くなったと思うんですが・・・。

違った視点から、事件を見るってアイディアは凄く良いと思うんで、次回作では、この辺を何とかして欲しいと思います。

あと、ストーリーが素直と云うか、ストレート過ぎ。
「こいつが犯人だ!」って思った人物が、本当に犯人なんだもん。
「DE・JA2」みたいな、大どんでん返しとまでは云いませんが、もうひと捻りは欲しかったですね。

・・・と、まぁ、散々けなしましたが、それでも結構面白かったんですよね、実は。
次回作も、期待しています。

ところで、「SHINJUKU OP」って、何?

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NEED for SPEED II (Electronic Arts) (制作:1998/01/05)

ポリゴン物のレースゲームって、namcoとSEGA以外は、みんなヘボいのかと思っていた(失礼な奴)んですけど、このNEED for SPEED II(以下、NfS2)をプレイして、その認識が全く間違っていた事を、痛い程、実感しましたです、はい。
はっきり云って、Windows32版のDAYTONA USAや、SEGA RALLY CHAMPIONSHIPよりも、めちゃめちゃ画面が綺麗です。

NfS2では、登場する車が、実在のスーパーカーで、車に詳しく無い私も、結構熱くなりますね。
具体的な車種は、McLaren F1、Ferrari F50、Ford GT90、Jaguar XJ220、Lotus GT1、Lotus Esprit V8、Italdesign Cala、Isdera commendatore 112i、以上8車種。
結構、グッと来るでしょ?このラインナップ。

しかも、このNfS2、カーマニアもニヤリとしちゃうような、各車のデータベースまであって、私も思わずニヤリ。
各車のデータベースには、基本性能や、メーカの歴史、その車の写真、そして実際に走っている車を映した、実写のムービーまで付いていて、カーマニア必携。
しかも、その車についてのデータや、各メーカの歴史、コースデータなんかを、カーグラフィックTVでナレーションをしていた、あの古谷徹が、カーグラフィックTV張りの醒めた(おいおい)口調で、淡々と語ってくれると云う。
ああッ、なんて至れり尽くせり!

ちなみに、Isdera commendatore 112iのムービーは収録されておらず、Ford GT90のムービーは、ある事はあるんですが、GT90は走っていないと云う。残念。

ムービーと云えば、オープニングムービーも、これでもかッ!ってくらい動くし、造りもカッコイイです。
オープニングでは、主に、Jaguar XJ220と、Italdesign Calaが、公道でデッドヒートを繰り広げるんだけど、痺れるねぇ。エンジン音も、なかなかの迫力だし。
ただ、オープニング終盤、XJ220とCalaが炎に包まれて、地球の周りをぐるぐる回るのには、サッと興醒め。

とまぁ、ゲーム周辺の話ばっかりしましたが、勿論、ゲームそのものも、かなりの出来です。

車の操作性なんかは、ソフトによって全然違いますし、個人の好みに依るところも多いんで、あんまし参考にならないかも知れませんけど、ステアリングに重さを感じられて、好印象ですね。
まぁ、曲がりにくいって云えば、そうなんですけどね。
でも、SEGAのDAYTONA USA Evolutionみたいに、ステアリングが軽すぎるよりは、遥かに良いですよ、うむ。
と云って、SEGA RALLY CHAMPIONSHIPみたいに、つるつる滑るわけじゃ無くて、基本はグリップ走行って感じですね、NfS2は。
あと、ブレーキも効きにくい感じがします。
まぁ、300km/h以上で走ってる車が、そう簡単に止まれるとは思いませんけど。

走行時の視点は4種類。
ドライバーズアイが2視点と、外から自車を映した視点が2つ。
ドライバーズアイの中でも、特に、車内装飾が見える視点が、もう最高!
各車によって、その車内装飾にごだわりが見られて、かなりイイです。
それに、この視点だと、傍目には分からない、地面の凹凸まで、はっきり体感出来るし、クラッシュしたときなんか、もぅアンタ!その視点のまんま、ぐるんぐるん回るんだよ?
SEGAのゲームなんかは、クラッシュしたら、視点が一度引くでしょ?
NfS2はそうじゃ無いから、も〜楽しいったら。

他にも、一般車両も登場するモードがあって、これも実に楽しい!
ちゃんと、対向車も走ってるから、

「うぉりゃあああ!正面衝突じゃあ!」

とか、一般車両に後ろから突っ込んで、横転させたり、クラクション鳴らしまくって、暴走族になるとか(えらい高級な車に乗ってる暴走族やねぇ)。
しかも、その一般車両って、どうもAIか何かを搭載してるらしく、対向車線を走っていたら、クラクション鳴らしてくるし、追い越しかけようとするし、勝手に交通事故起こすし、もう、細かいところに気が行き届き過ぎ。

その他、ホイルスピンやスピンターンしたときに、ちゃんとタイヤの跡もバッチリ残るし、コースのアップダウンも激しくて、飛び跳ねるわ飛び跳ねるわ。
いやぁ、オジサンは嬉しいよ、本当(おいおい)。

ちなみに、隠しコマンドも多く存在していて、例えば、メインメニューで「semi」って打つと、なんと自車がトラックになったりします(遅いけど)。
そんな遅い車を使う場合、メインメニューで「pioneer」と打てば、ほら、スーパーエンジン仕様のトラックの出来上がり(但し、pioneerエンジンでプレイした場合、ベストラップを出しても記録されません)。
これで、一般車両ありでプレイすれば、昔のアメリカ映画「激突!」に出てくる、トラックの運転手の気持ちが、良く分かる事請け合いです。

とまぁ、殆ど、誉めちぎってますね、私。
まぁ、それだけ優秀なゲームだって事で、さぁみんな!パソゲー屋さんへダッシュだ!

そうそう、メインメニューで、「hollywood」と入力すると、新しいコースが出てきます。
お試しあれ。

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NEED for SPEED II Special Edition (Electronic Arts) (制作:1998/01/05)

NEED for SPEED II Special Edition(以下、NfS2SE)は、NEED for SPEED II(以下、NfS2)のバージョンアップ版、とでも云いましょうか。
大筋は、NfS2と変わりませんが、色々なところが、マイナーチェンジされています。

なお、私がプレイしたのは英語版で、日本語版ではちょっと違ってるかも知れません。あしからず。

さて、何が大きく変わったかと云うと、やっぱり使用出来る車種が増えた、って事ですかね。
NfS2で登場した車は勿論、新たに加わったのは、Ferrari 355F1、Ford Indigo、Ford Mustang Mach III、Italdesign Nazca C2、以上4車種。
勿論、この4車種にも、各種データベースがあり、ムービも付いてますし、ナレーターによる語りもあります。
まぁ、私がプレイしたのは英語版だったんで、云ってる意味はちんぷんかんぷんでしたが、雰囲気はひしひしと。

他にも、コースがひとつ増えました。
メキシコのコースなんですが、音楽がかなりイカス!
ああ〜、ベンチャーズだよ〜(おいおい)。

噂では、NfS2SEでは、モンスター3Dとか何とか云うボード専用になって、凄い綺麗な画面になる、とか聞いたんですが、私のプレイしたヤツは、NfS2と殆ど、変わりはありませんでしたね。

まぁ、他にも、色々変わってるんですよ。
例えば、ムービーの表示方法が変わっていたり、音楽が変わっていたり。

なお、NfS2と同じで、メインメニューで「hollywood」と打つと、新しいコースが登場します。

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MERRY GOROUND (Mischief) (制作:学生時代の大昔)

ゲームの内容は、久しぶり!当たりのサイバーパンク!
いやぁ、嬉しいなぁ(しみじみ)。

ストーリーは、近未来(年代は忘れた)。
旧横浜を舞台に、何でも屋ブライアンが、自分の過去の為、そして借金の為に活躍する、ってな感じかな。

とにかく、CGが凄く綺麗。色合いもシックで、良い雰囲気。
音楽も良い線イッてるんだけど、もっとジャジーな曲があっても、良かったかな。

あと、PCMでの銃声の迫力に、思わずビックリ!
これは、私がプレイしたマシンの所為だろうけど、CD-DAの音に比べて、PCMのボリュームが大きかったのよね。

背景も、結構凝っていて、なかなか良い。
ブライアンが使っている端末も、表示がハングル文字だったりして、「いかにも」ってな雰囲気。いいなぁ。

是非、この系統で、もう1作品創って欲しいなぁ。

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J.B.Haroldシリーズ (RIVERHILL SOFT) (制作:学生時代の大昔,改訂:1997/03/12)

刑事物ADV好きとしては、絶対に外せない名作だと思いますね。

取り敢えず、私がプレイしたシリーズは、

「Murder Club」
「Manhattan Requiem」
「D.C.Connection」

ですね。
殺人倶楽部は、PCエンジンCDROM2版で、他の2作は、PC98(LOGiN DISK&BOOKシリーズ)版で、プレイしました。
他には、「Kiss of Murder」がありますが、プレイした事はありません。

主人公のJ.B.Haroldは、アメリカ中東部の片田舎、リバティタウンに在住の刑事。

身長6フィート、体重195ポンド。30代前半の、タフな男。
寡黙で忍耐強いが、少々融通がきかず、他人に媚びることはない。

リバティタウン警察署や現場で、ラッキーストライクを燻らせている、背の高い男を見かけたら、それが彼、J.Bだ。

静かなバーで独り、グラスを片手に飲む・・・。
そんな時、好んで聴くのは、チャーリーパーカーの「オーニソロジー」。

・・・ああ、カッコイイなぁ、J.B。
渋い、アメリカの男って感じで、憧れちゃうな。

J.Bの脇を固める、上司トーマス・テイラーや、同僚キャサリン・ホワイトの存在も、忘れちゃいけない。
彼らは、J.Bの良き理解者として、後ろからバックアップしてくれる。

個人的に、J.Bとキャサリンとの仲がどうなるのか、気になるのだが。
まあ、作品中でこれが語られるのは、殆ど無いのかな、やっぱり。

なんだか、設定ばっかり書いちゃってるけど、ゲームシステムも、なかなか良いですよ。

エンディングはひとつだけど、その捜査の過程は、ほぼ無限にあって、かなり自由度は高いですね。
今流行の、マルチシナリオのはしり、と云えなくもないかな?
しかし、今のマルチシナリオとは、ちょっと質が違う。

事件に関わる、それぞれの人物は、それぞれ事件に関する情報を持っていて、J.Bは、それらを得る為に、地道に捜査をするわけですね。
「彼から得た証言は、あの彼女に関係することだから、彼女にあたってみよう」とか、「その場所で入手した証拠品は、あの人に見せれば、証言が得られるな」とか、自分で判断出来るわけです。
こう云う、マルチシナリオなわけですわ。

って、ここまで惚れ込んでる作品なんですけど、ちょっと古い作品の所為か、グラフィックがちょっと粗いです。
私は、こう云うのも、渋くていいかな〜って思うんですがねぇ。
友人曰く、「絵が汚いから、やる気になんない」・・・おいおい。

もし、今から「そのJ.B.ハロルドをプレイしたい!」って人には、取り敢えず、LOGiN DISK&BOOKシリーズをお勧めします。
今でも売ってるかどうかは知らないけど。
ちなみに、PC98版ですので、あしからず。

これについている、説明書(?)が、これまた渋くて堪らない!
J.Bの紹介や、事件のあらましが、渋く描かれています。

あ〜、なんかこれ書いていたら、無性にプレイしたくなったなぁ。
久しぶりに、やってみるかな。

っちゅーわけで、プレステ購入ついでに、「BLUE CHICAGO BLUES」を買って、プレイしました。 (1997/03/12)

なんと、この作品では、J.Bの同僚、キャサリン・ホワイトが、シカゴで殺されてしまうと云う!
いやぁ、思い切った事をするねぇ、リバーヒルさんも。

しかも、J.Bは、キャサリンに結婚を申し込んでいたと云う!!
いつの間に、そんな親密な関係になったんじゃ〜!

で、この「ブルーシカゴブルース」は、今までのJ.Bシリーズとは、随分と違った印象を受けますね。

まず、システムですが、J.Bの行動に時間の経過が加わり、時間制限が出来ました。
あと、人間相関図や、捜査状況の確認が無くなりました。
このシステムは、好きじゃありませんね。
時間制限があるから、時間が気になって、落ち着いて捜査出来ないし、登場人物も少ない上、ストーリーもあっさりし過ぎの気がします。

随分と期待してたんですが、ちょっと残念ですね。

他に、登場人物が、絵では無く、実写になりました。
これにも、まぁ、色々といちゃもんが。

「J.Bは、そんな癖毛じゃねぇ!」
「キャサリンは、そんな顔じゃ無いぞぉ!」

とかね。

ま、ゲーム自体は、面白く無い事は無いんですが・・・。

他に、不満の点と云えば、CDの入れ替えを認識しない事が、多々。
これは、やる気を無くしましたよ(溜め息)。

さて、今までのJ.Bシリーズの重要人物であった、キャサリンが死んでしまった今、次のJ.B新作は、一体どうなるんでしょうね?

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藤堂龍之介探偵日記〜琥珀色の遺言〜 (RIVERHILL SOFT) (制作:学生時代の大昔)

この作品を、初めてプレイしたのは、PCエンジン移植版「謎のマスカレード」でした。
オリジナル「琥珀色の遺言」と、殆どストーリーは同じなのですが、主人公探偵藤堂龍之介に、仲間の探偵がいたり、犯人が違ったりしていますね。

「謎のマスカレード」の方の犯人も、なかなか意表を突かれて、面白かったですが、リアリティで云えば、やはり「琥珀色の遺言」でしょうか。

この主人公、探偵藤堂龍之介も、同じソフトハウスから発売されている、J.B.HaroldシリーズのJ.Bに、負けず劣らず、カッコイイ男です。

J.Bを、渋く寡黙な刑事コロンボ(どんなんやねん)とするならば、そうですね、探偵藤堂は、若い探偵シャーロック・ホームズと云った感じでしょうか。

彼の容貌は、全く日本人離れしており、手足はスラリと長く、ヴィクトリア調の長めの上着がよく似合い、さながら、霧の街ロンドンで出会う、英国紳士を彷彿とさせる。

その鼻筋の通った、彫りの深い顔は、パリの街を行く青年貴族にさえ見劣りせず、その洗練された身のこなしは、気品こそあれ、全く嫌味はない。

彼の話は、そのいかなる場合においても、実に論理的で明快である。
自分の知らない話題になると、まるで幼い子供のように、旺盛な好奇心の持ち主となり、質問責めにして、相手を困らせる・・・。

こんなところですかね?
J.Bが無骨なカッコ良さだとすれば、探偵藤堂は上品なカッコ良さですね。
個人的には、J.Bのカッコ良さの方が好きだけど。

この作品の舞台は、1920年代の日本。
どうも、私はこの時代(明治、大正、昭和初期)って、好きになれないんです。
とにかく、「怖い」ってイメージが、私の中でありまして。

この作品は、ある大きな洋館の中で、事件を捜査するわけなんですが、その洋館が、なんだか気味が悪いんですよ。
別に、幽霊屋敷ってわけじゃないんですが、どうも、住むには居心地が悪いと云うか、冷たいと云うか・・・。
こんなところで、ひとりで風呂に入っていたら、背後に気配を感じて、びっくりしてしまうような(笑)。
その洋館に住む人々の、どろどろとした人間関係(所詮、誰の人間関係だって、どろどろしているが)が、その「怖さ」に拍車をかけるわけですわ。

この作品も、J.B同様、比較的古いので、グラフィックがやはり弱いですね。
しかも、何だか怖い。

でも、刑事探偵物ADV好きとしては、やはり外せない名作には、間違いありませんね。

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藤堂龍之介探偵日記〜黄金の羅針盤〜 (RIVERHILL SOFT) (制作:学生時代の大昔)

前作「琥珀色の遺言」に引き続き、第2弾です。
このソフトは、ソフトベンダータケルにて、3,000円で買いました。

さて、今回の「黄金の羅針盤」は、今までの物と、ややシステムが変わってますね。
基本的に、聞き込み中心の捜査は同じなんですが、捜査捜査に、時間的な区切りが出来ています。
つまり、その時間中の聞き込みを終わらせると、次の時間に移るわけです。
これは、今までのシリーズにありませんね。

それに、全体的に、簡素化されたような感じがします。

ストーリーとしては、半年の外遊を終えた藤堂龍之介が乗り込んだ、サンフランシスコ発、横浜行きの客船「翔洋丸」で起きた事件を、彼が捜査し、解決すると云う物。

舞台は、客船「翔洋丸」。横浜に着くまでに、事件を解決しなければならないわけです。
と云っても、タイムオーバーがあるわけではありませんが。

この作品も、結構古いんですが、絵がなかなか綺麗です。
いや、今のゲームソフトと比べるのは、ナンセンスですよ。
ま、それでも友人は、「やっぱり絵が好かん」って云ってますがね。
それでも、ルナティックドーンを先取りした(?)背景には、驚きましたが。

あと、このゲームの特色として、「藤堂龍之介のセリフ」がある、って事でしょうか。
前作にしても、J.Bシリーズにしても、主人公のセリフが一切無いんですが、この作品だけには、主人公のセリフが、頻繁に登場するんです。
これで、探偵藤堂龍之介の姿が、良くわかりますね。

取り敢えず、このシリーズや、J.Bシリーズの中で、
一番とっつき易いかも知れませんね。

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TIME GAL (TAITO) (制作:1997/05/04, 最終更新:2000/08/27)

このゲームは、ロードブラスターと同じで、現在では伝説と化した、LDゲームのひとつです。
1985年の作品ですから、ロードブラスターと同時期ですね。
私も、駅前大和のゲームコーナーでプレイした記憶があります。

どうも、LDゲームってのは、データイーストとタイトーの一騎討ちだったみたいですね。
軍配を、私の独断と偏見で決めるならば、データイーストの勝ち、という事で。
ま、理由はおいおい・・・。

さて、このタイムギャル、駅前大和のゲームコーナーから、ロードブラスターが消えたときに、こっちに乗り換えたんですが、なかなか難易度が高くて、中世から先に進めませんでした。
この悔しい思いが、プレステ版タイムギャル&忍者ハヤテを、思わず買ってしまった理由です。

このゲームのストーリーは・・・。

西暦3001年、人類はタイムマシンの開発に成功、同時に歴史保安警察が創設された。

ところが、30世紀最大の大悪党ルーダが、タイムマシンを強奪、時空の彼方へ消えてしまった。
そこで、歴史保安警察のエース、「タイムギャル」と呼ばれているレイカが、ルーダを追跡すべく、時空の中へ飛び立った。

と、まあ、なかなか時代を感じさせるストーリーなわけですわ。

ゲームシステムは、画面上のアニメーションに連動して、指示されたとおりに、レイカを操ると云うもの。
ロードブラスターと、殆ど一緒だけど、このタイムギャルの方が、難易度は格段に高いです。

その理由としては、方向指示が、分かりにくいって事でしょうか。
レイカの方向指示は、矢印じゃなくて、画面上の絵が光って知らせるんですね。
これが、結構分かり辛い。

もうひとつは、タイムストップと云う機能。
これは、時間を止めて、レイカの行動を3つの中から選ぶ、ってシステムなんですけど、正解は1つだけ。
間違った2つを選ぶと、1ミスになるんです。
これは、結構いやらしかったです。
まだ、選択肢によって、話が分岐するとか云うんなら、良かったんでしょうが・・・。

他には、プレイする度に、画面の左右が反転するって事も、頭が混乱してしまう要因のひとつでしたね。

あと、これは難易度に関係無いんですが、このタイムギャル、音楽がヘボい(と云うか、殆ど音楽は無い)。
これは、私にとって、致命的ですねぇ。
その点、ロードブラスターは、かなり良かったな、と。

散々、悪いところを書いてきましたけど、勿論、良いところもあります。
それは、マニア受けしそうな、キャラクタ設定!

レイカの、ダーティペアを彷彿とさせる、あのホットパンツを含めた、あのコスチューム!
そして、脳天気で、悲壮感のまるで無い、レイカの性格!
仕舞いには、「アチョー」を連呼する、あの声!

す、素晴らし過ぎる・・・!
個人的には、ルーダの馬鹿笑いも、結構好きなんだけど。

とまぁ、LDゲームを語るときには、外せない作品のひとつでは無いでしょうか。

・・・ちなみに、プレステ版タイムギャル、無事にクリアしました。
いやぁ、一安心。

タイムギャル「レイカ」 9KB
歴史保安警察エース
レイカ

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お疲れ様でした。

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